自分がホームページなどで使っている独自ドメインをメールアドレスにしたいとお考えでしょうか??

例えばホームページのアドレスが、https://machan.work/だったとして、ホームページのアドレスと@以下が同じメールアドレスinfo@machan.workを作成したいといった場合です。

会社や事業であれば、ホームページアドレスに加えてメールアドレスも名刺などに載せると思いますので、ホームページとメールアドレスのドメインを揃えておけば信頼性も増しますし、何よりかっこいいです。

このページではGoogle社が提供するGSuiteというサービスを使い、独自ドメインを使いメールアドレスを作成する方法をご紹介しています。

料金は、1メールアドレス(1ユーザー)作成におよそ680円必要となります。

※およそと記載しているのは、随時料金が変わる可能性があるからです。

GSuiteを使い独自ドメインのメールアドレスを作成する

https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/features/

それではGoogle社が提供するGSuiteを通して独自ドメインをメールアドレスにする手順をご紹介します。

このページの説明に使っている独自ドメインは

・machan.work

で、ムームードメインから取得していることを前提としています。

以下手順の中で、machan.workの部分はご自身のドメインに適宜読み替えて下さい。

1. GSuiteより無料試用を開始

https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/features/

へアクセスして下さい。
そして画面右上の「無料試用を開始」を押して下さい。

2. ビジネス名と従業員数を入力

上記の画面になりますので、

・ビジネス名は任意の名前

・従業員数と国は今現在の実態にあったもの

を入力、選択して、次へを押下して下さい。

3. 連絡先の入力

連絡先を入力します。

ここで入力した人とメールアドレスがGSuiteの管理者アカウントとなります。

メールアドレスは現在のメールアドレスで、連絡が取れるメールアドレスであれば何でも構いません。

入力し終わったら次へを押下して下さい。

4. ドメインを所有しているかどうかの質問

ドメインを所有しているかどうかの質問に回答します。

このページでは既にムームードメインでmachan.workというドメインを取得している想定なので、「ドメインを持っている」を選択し、次へを押下します。

5. 取得しているドメインを入力する

ドメイン事業者より、今回私の場合はムームードメインよりmachan.workというドメインを取得していますので、machan.workと入力し、次へを押下します。

6. 利用するドメインの確認

前の画面で入力したドメインで間違いないかという確認になります。

間違いなさそうであれば、次へを押下してください。

7. フィードバックを寄せる許可

Googleへサービスを使った感想や不満を送るかどうかが聞かれています。

協力することにしますのでとりあえずOKを押します。

8. ログイン情報の入力

ここでようやく希望するメールアドレスを作成することになります。

@以下はドメインが入りますので、@より前を入力します。

最初からmailと入っていますが、何でも構いません。

ご自身の名前でも良いと思います。

代表のメールアドレスとして、慣習的にはinfoが使われることが多いです。

パスワードは任意に決めて下さい。

ロボットではないにチェックをして、利用規約を確認いただくと、同意して続行が押せるようになりますので、押して下さい。

→こちらで作成したメールアドレスとパスワードは後で必要になりますので、控えておいて下さい。

→押した後、少し時間が掛かりますので、そのままお待ち下さい。

9. アカウント作成完了

しばらく待つと、上記のような画面になります。

ここまでくればメールアドレスは作成されたことになります。

しかしまだこのままでは使えませんので、青の設定に進むボタンを押して下さい。

GSuiteを使い独自ドメインのメールアドレスを設定する

上記の手順を進めて頂いた場合、メールアドレスは作成されいますが、まだ使えませんので設定をしていきます。

10. ログインメールアドレスの入力

上記の「9. アカウント作成完了」の画面から設定へ進むボタンを押下して下さい。

上記の画面が表示されます。

[8. ログイン情報の入力]で設定したメールアドレスを入力して頂き、次へを押下して下さい。

11. ログインパスワードの入力

上記の画面が表示されます。

[8. ログイン情報の入力]で設定したメールアドレスを入力して頂き、次へを押下して下さい。

12. 本人確認の実施

ここで本人確認をされる場合は以下の画面になります。

電話番号にご自身のスマホの番号を入力して下さい。

確認コードの受け取りは、テキストか音声かどちらかを選んで下さい。

音声にすると電話がかかってきます。

入力選択が終わったらコードを取得ボタンを押して下さい。

13. 確認コードを入力する

上記のような確認コード入力画面になりますので、スマホに送られてきた確認コードを入力して下さい。

スマホに送られてきたメッセージがG-222222であればG-を除く222222の部分を入力して、確認ボタンを押して下さい。

14. 利用規約への同意

上記のような利用規約への同意を求められる画面になりますので、確認の上同意するを押して下さい。

15. 設定の開始

GSuite側の設定を始めます。

上記画面の下部に手動設定というリンクがありますので、押下します。

16. 設定開始の確認

上記のような画面になります。

手動設定をするという確認になります。

右下の管理コンソールにアクセスを押下して下さい。

17. 管理コンソール画面

上記のような管理コンソール画面になります。

画面上部に背景がグレーで「管理コンソールの設定 こちらで行います」と出ているこちらの部分をクリックして設定に進みます。

18. メタタグを取得する

上記のような画面になります。

メタタグをホームページに追加する必要があります。

上記画面のメタ タグ値の赤で囲った部分をコピーして自身のホームページの<head>タグ内に設置しますので、コピーをして下さい。

19. ホームページにメタタグを設置する

弊社の場合はワードプレスを使っていますので、ワードプレスの管理画面の左メニューより

「外観」→「テーマの編集」を押下します。

上記画面になりますので、右側の「テーマヘッダー(header.php)」を押下します。

画面中央のコードを見て、<head>タグ内に先ほどコピーしたメタタグをペーストします。

上記画面では</head>閉じるタグの直前にペーストしています。

すべて終わったら画面下の「ファイルを更新」ボタンを押下します。

更新終了すれば再びGSuite管理画面へ戻ります。

20. ドメイン所有者確認を送信する

GSuite側の画面の続きになります。

メタタグをホームページに設置しましたので、上記「ホームページにメタ タグを追加しました。」にチェックを入れると、下の確認ボタンが押せるようになりますので、最後に確認ボタンを押すと、Googleへ確認リクエストが送信されますので、しばらくお待ち下さい。

21. ドメイン所有者確認完了

ドメインの所有権確認が成功すると、上記の画面になります。

ならない場合は19のメタタグ設置がうまくいっていないので、見直してみて下さい。

22. メールのセットアップ開始画面

続いてメールのセットアップ開始画面が表示されます。

こちらはGoogleドメインでドメインを取得している場合は不要になると思われますが、それ以外で取得している場合は「メールを設定」ボタンを押下します。

私の場合もムームードメインで取得しているので、メールを設定ボタンを押します。

23. ドメイン側の設定

ドメイン側の設定を進めていきます。

上記はGSuite側の画面で、実際はドメイン取得側の事業者の管理画面にて作業をします。

私の場合はムームードメインを使っていますので、ムームードメイン側の管理画面にログインすれば、「ログインできました」にチェックをいれて手順を進めていきます。

24. MXレコードを作成する

進めていくと上記画面になります。

MSレコードを自身のドメイン事業者の管理画面より設定をします。

上記画面に書かれている通りの設定を各ドメイン事業者側の管理画面でします。

25. MXレコード登録

ドメイン事業者側でMXレコードを登録したら、GSuite側でも上記「MXレコードを保存しました」にチェックを入れて、右下の確認ボタンを押して下さい。

通常MXレコードの設定はすぐに反映されず、早ければ数時間から最大72時間ほどかかる場合があります。

26. MXレコード設定完了

MXレコードの設定が正しく反映されていれば、上記のような画面になります。

ならない場合は、再度ドメイン事業者管理画面側のMXレコードの設定を見直して下さい。

反映まで時間がかかることもありますので、しばらく待ってから再度確認を行ってみて下さい。

問題ない場合は「設定作業を続行」を押下してください。

27. 最後に本人確認

最後に本人確認を行います。

上記画面になりますので、設定したパスワードを入力して次へを押して下さい。

28. Gmailのweb画面に入ってみる

上記コンソール画面に入れば設定は完了です。

最後にGmailのweb画面へアクセスしてみます。

右上の9つの●があるアイコンを押すと、様々なアプリケーションのアイコンが現れますので、その中の「Gmail」を押下します。

以下のGmailのweb画面に入れれば成功です。

これでinfo@machan.workのメールアドレスが使えるようになりました。

全て問題なく、今後も使い続けていくのであれば、お支払いの設定を忘れずに行って下さい。

おまけ:最安値で実現する方法はレンタルサーバー

独自ドメインをメールアドレスにする方法で最も安く済ませる方法はレンタルサーバーを借り、付随するサービスを利用することです。

例えば以下のようなサービスです。

「ロリポップ」https://lolipop.jp/

一番安いプランであれば月額100円で借りれるものもあります。

しかし、弊社では上記サービスを通してメールアドレスを作成、利用していません。

理由は以下のような点です。

・相手が送信してからこちらで受信するまでに時間がかかることがあった。

・独自ドメインをメールアドレスにしたいのであり、レンタルサーバーは必要ない。

・メールアドレスはたとえホームページは止めても半永久的に使う大事なもの。国内のレンタルサーバー事業者ではやや信頼性に欠ける(あくまで私のイメージです)

私の主観の部分もありますが、少なくとも弊社は自身のメールアドレスを上記サービスを通しては一切作成していません。

弊社ではGSuiteというGoogle社が提供するサービスを使っています。

設定代行を承ります

弊社では、GSuiteを使った(あるいはレンタルサーバーを使った)独自ドメインをメールアドレスにする設定代行を承っています。

料金は5000円(税抜)になります。

GSuiteやレンタルサーバー業者への契約やお支払いはお客様の方でお願いします。

また、設定に必要なGSiteやレンタルサーバーへのログイン情報は共有して頂く必要があります。

上記の点が問題なければ設定代行を承ること可能です。

お問い合わせは以下より「独自ドメイン設定代行」を選択してお問い合わせお申し込み下さい。

https://rentalhomepage.net/#inquery