ホームページ作成を制作業者に依頼すると、料金が高くつくばかりか、後で変更をしようにも思い通りに出来ず、変更の度に追加料金が必要になる‥
ホームページを自分で作ればそのようなことにはならないので、自分で作ってみようかな?
とお考えではなかったでしょうか。
確かに、ホームページ制作会社に依頼すると何十万何百万とかかったり、また、変更の度に料金を取られたりと、何かとお金がかかりそうです。
何より自分で作成できれば、自分の思い通りに出来そうです。
そこでこのページでは、未経験からWeb制作業界に飛び込み、今は自分のホームページ制作会社を運営までするようになった筆者の観点から、「実際のところはどうなの??」を考えてみたいと思います。
併せて、ホームページやインターネットの知識があまり無くてもホームページを作成できるツールを何点かご紹介させて頂いています。
この記事の目次
おそらく自分で作るのは無理
結論から書いていますが、普段ホームページ制作とは違う仕事や生活をしていて、いきなりホームページを自分で作るのは無理だと思います。
「ホームページ作成」で検索すると上位に出てくる以下の記事
という記事には以下のように書かれています。
「初心者でもできるホームページの作り方」
ホームページを作るには、URLとなる「ドメイン名」とファイルを格納しておく「ホームページスペース」が必要になります。
あなたには何を言っているかわかるでしょうか?
「URL?」
「ドメイン??」
「ファイル???」
「ホームページスペース????」
なのではないでしょうか。
これでも、「初心者」向けの説明だということです。
ホームページスペースとはレンタルサーバーのこと
先ほどの説明に「ホームページスペース」という言葉がありましたが、こちらはレンタルサーバーのことになります。
以下「ロリポップ」に代表される、ホームページを公開する場所になります。
かっこいいトップページなので、かっこいいホームページが作成できそうです。
しかし先ほどの説明にもありましたが、「URL」「ドメイン」「ファイル」「ホームページスペース」などと言われてもちんぷんかんぷんである場合は、レンタルサーバーを借りてもご自身でホームページを作成、公開することはまず無理です。
一通りのことが分かった人でないと、レンタルサーバーを借りても何をしていいのかも分からないはずです。
「悩まなくても大丈夫!」と書かれていますが、おそらく悩みがひとつ増えることになると思います。
ネット上に書かれていることはエキスパートが書いたもの
ネット上に書かれている「ホームページの作り方」的なページは、大抵ホームページ制作のエキスパートが書いたものです。
結局URLやドメイン、ファイルと言った言葉も、
「そのくらいわかるだろう?俺でもわかるのだから。」
ということなのです。
エキスパートであればあるほど、未経験者や一般の人の視点を持ち合わせていません。
そして初心者というのも、制作経験はないがある程度知識はある、という意味合いで使われている場合がほとんどです。
車の運転に例えるなら、教習所での教程を終え、ようやく免許をもらったけど、まだ自分1人で公道を運転したことがないような状態です。
普段ITとは関係ない仕事をしていて、ホームページが必要で、ホームページとホームページからの反響や集客といった結果がほしいが、ホームページのことは何も分からない状態であれば、それはこれから教習所に通おうかどうか検討しているような状態です。
結局のところそのような「知識ゼロ」状態の大半の方を救うような作成方法、情報というのはありません。
ホームページ作成ツール「wix」
ホームページ作成と検索すると1番に出てくるのが「Wix.com」です。
Wix.comは全世界1億人ユーザーを誇る、世界No1のホームページ作成ツールです。
先ほどのレンタサーバーのようにファイルにソースコードを書くような事をする必要がなく、パソコンでタイピングができれば作成できるようになっています。
ですので、知識ゼロでもホームページが作成出来ることに大きく近づきます。
私も早速、Wixを使ってホームページを作ってみました。
いくつかの質問に答え、ひな型を選ぶだけで、以下のようなホームページが出来上がりました。
https://ryimanishi.wixsite.com/website
これだけ簡単に作成できてしまう完成度はさすがです。
しかし上記作成ホームページを見てどのような印象を受けるでしょうか?
私が思ったことは、
「いきなり画面上部にこのホームページはWix.comで作成されましたという広告が入るなんて、誰のためにやっているのだろう・・」
「2ページ目以降はどうやったら作れるんだろう?」
「なんかいかにもツールで作ったというカクカクした印象だなあ・・」
「wixsite.com/websiteなんて、名刺やチラシに載せれないな・・」
などです。
当然、ツール開発会社も商売なので、広告を外そうと思えば有料になります。
2ページ目以降の作成も当然可能であるはずですが、ツールの使い方を覚えるには色々調べたり、試行錯誤が必要になるはずです。
それでも上記のような苦労を乗り越えて、自分で作成することは可能です。
何より、最初の説明に出てきた、「ファイル」や「ホームページスペース」が必要ありません。
パソコンのタイピング操作だけで、確かにホームページを作成することができます。
ちなみにもしあなたが、
・パソコンのタイピングなんてできない
・そもそもパソコンを持っていない
のであれば、やはり自分でホームページ作成は諦めた方が良いです。
その状態からホームページ作成ができるようになるには、時間がかかりすぎます。
弊社では格安ホームページ作成サービス「レンタルホームページ」をご提供していますので、こちらも参考にしてください。
少し話はそれましたが、普段は違う仕事をしている超初心者向けとしては、もう一工夫ほしいところです。
国内産超簡単ホームページ作成ツール「ペライチ」
その名が示すように、1ページのホームページを作成することに特化したホームページ作成ツールです。
wixと違うところは、国内産のツールであるということです。
国内産であるゆえに、デザインのテイストも日本の感覚にあったものになっていますし、サポートも受けることができます。
また、サポーターという方がいて、セミナーや勉強会に参加することができるなど、国内産ならではのコミュニティーが形成されています。
超初心者の方にも、入っていきやすいツールであると思います。
そしてこちらも、早速ホームページを作ってみようと思います。
以下がテーマを選ぶ画面です。
「ネイルサロン」「結婚式」「工場」など、日本国内の感覚でわかりやすいです。
他にも、「セミナー」「会計事務所」「レストラン」「ダンススクール」「不動産」など色々な業種向けのデザインひな型が用意されています。
さらに、ホームページ上で物やサービスを売りたい場合には決済用のひな型も用意されていますので、決済の為にどこかに申請をする必要もなく、ペライチだけで商品やサービスを販売することが可能です。
そして、以下がホームページの編集画面になります。
編集したい箇所にカーソルを合わせて、文字を編集し、左上の保存するボタンを押すだけで使えます。
ひな型の一つ一つが基本的な型を抑えているのでイメージがしやすく、必要なホームページが比較的簡単に作れると思います。
「ああ、自分はこういうのが作りたかったんだ」
ということが分かると思います。作れるということを実感していただけると思います。
実際にペライチで作成したページは以下になります。
https://peraichi.com/landing_pages/preview/484139
上記いかがでしょうか。
画面の一番下にCREATED BY ペライチと宣伝が出ていますが、このくらいであればあまり気にならないかなと思います。(もちろんこれを外そうと思えば有料になります)
ペライチはwixに比べ、業種やデザインなど国内のテイストにあったものになっていますので、イメージがして頂きやすいと思います。
1ページだけというのが逆に超初心者に優しく使いやすいようになっていると思います。
まとめ
ネット上にはホームページの作り方的な情報がたくさん出ていますが、以下のように注意が必要です。
・ホームページの作り方を書いた人はたいていエキスパートであり、知識ゼロの超初心者にはまず分かる内容ではない。
・URL、ドメイン、ファイルという言葉が分からなければ、少なくともサーバーを借りて作成する方法は無理と思った方がよい。
簡単に作成できると言っているのはあくまでIT業界側の人の感覚で、超初心者にとっても簡単なのかというとそうではないです。
そして、このページで紹介させて頂いた「Wix.com」や「ペライチ」のようにファイルを直接編集、アップロードしなくてもホームページが作成できるツールも存在しているので、このようなツールを使ってみることが、自分でホームページを作成する為の第一歩、現実的な方法になってくると思います。
実は、弊社ホームページ制作サービス「レンタルホームページ」のランディングページを作成した時も、最初はペライチで作成しました。
なぜかと言えば、分かりやすいひな型が用意されていてイメージがしやすく、文字入力だけですぐにホームページが作成できるからです。
しかし、今はペライチを使っていません。
ワードプレスを使った制作に切り替えています。
ワードプレスとは、全世界の約30%のホームページやWebサイトで使われているブログホームページ作成ツールです。
こちらはWixやペライチとは違い、自分でツールをダウンロードして、サーバー上にセットアップして使う、ある程度知識が必要なブログホームページ作成ソフトになります。
なぜワードプレスに切り替えたかといえば、SEO対策的な観点ではサイト内の情報を充実させていく必要があり、ブログ的に記事を書いてホームページ内の情報を充実させていくには、ワードプレスが最適だと思うからです。
また、デザインの痒いところまで手を届かせる為にはhtmlやcssと言ったコードを編集することが必須になるので、ペライチからワードプレス制作に切り替えました。
上記のように、ホームページ内を充実させて、痒いところまで手を届かせていくには、ホームページ作成業者への依頼も必要になってくると思います。
しかし、まずは自分で作成してみるということが、イメージもしやすく、自分がどういうホームページが必要なのか考える機会にもなると思います。
何より、自分で作るということは思い通りにしやすいですし、制作料金の節約にもなります。
それでもやはり、最後は制作業者に依頼してしっかり制作していきたい場合は、弊社でも、「レンタルホームページ」というホームページ作成サービスをご提供しているので、よろしければご検討頂ければと思います。
この記事を読んで頂いた方が、思い通りのホームページを手に入れられる事を願っています。